Heijastin

dist-upgrade Tutorial

init 3 で dist-upgrade を施行。

これは絶対に守るべき約束事。ここで更新手順を Tutorial 形式で明記するので、しっかり覚えよう。PC を使いこなすには初心者、経験者に関係なく「自分の力」で挑戦し、失敗してもくじけない、投げ出さない勇気が必要だ。努力なくして成功なし!

システム更新の開始

まず、普段僕らが目にしている「デスクトップ」は Aptosid では init S というレベルにある。この状態でのシステム更新は危険だ。更新されるパッケージ内容の目安が付かない内は、なにはともあれ init 3 への移行から始めること。init が何なのか?は Wikipedia を熟読。単なる気休めかも知れないが、僕は I/O Devices に関連するパッケージの更新前には dbus の停止も確認している。

init 3 への移行手順

  1. Ctrl + Alt + F1(仮想端末を切り替える)
  2. ログインする
  3. 以下のコマンドを入力
sudo init 3

init 3 移行直後には一度 Enter キーを叩こう。これで、いつもの入力待ち状態になるぞ。

ネット接続の確認

念の為、ネット接続が有効であるかを確認しよう。elinks http://duckduckgo.com と打って接続出来れば問題ない。接続出来ない場合は:

  1. Default GW などに ping が通るか確認
  2. 通れば DNS だけが取得出来ていない
  3. 通らなければ /etc.init.d/networking が動作していない

という分岐が考えれる。僕なりの方法だが、以下にそれぞれの対処法を記しておく。

DNS 取得が出来ていないケースの対処

対処療法としては /etc/resolv.conf に nameserver を記載すれば良い。僕は /etc/dhcp/dhclient.conf に記載を施すことで恒久的な対策としている。詳しくは「EeePC に Aptosid 導入まとめ」参照のこと。

sudo vi /etc/dhcp/dhclient.conf
supersede domain-name-servers *.*.*.01 *.*.*.02

Network が動作していないケースの対処

以下のコマンドで Daemon を起動すれば良い。sysv-rc-conf を使うと手軽に init 3 起動時から Network を自動開始することが出来る。詳しくは「EeePC に Aptosid 導入まとめ」参照のこと。次いで DNS が取得できているかも確認しておこう。

sudo service networking start

新規接続の確立

新規に接続を確立する場合は ceni という TUI の設定ツールを使用する。ceni とそのまま打てば起動するぞ。ceni は高機能で、無線ネットワークのスキャンも可能。Laptop でもこれさえあれば困らない。Static IP の設定では IP Address の指定だけすれば、残りを自動補完してくれる。なお、初期設定では init 3 において Network が動作していないが ceni で接続設定を施すと /etc/init.d/networking も同時に開始される。init 3 で Network を自動起動させるには上記「Network が動作していないケースの対処」を参照のこと。

システム更新の開始

init 3 に移行し、ネット接続が確認出来たら、いよいよ更新開始。以下のコマンドを順に打っていきましょう。update が Repository 更新で dist-upgrade がパッケージの入れ替え、ないし追加作業だ。

  1. sudo apt-get update
  2. sudo apt-get dist-upgrade
  3. sudo reboot

なお、時間帯によっては Repsoitory が混雑しており、一部の更新パッケージの取得に失敗することがある。その場合 fix-missing のパラメータ追加を促す Message が出力されので、それに従おう。

sudo dist-upgrade --fix-missing

まとめてやるなら以下の方法。だが su は Super User の名前通りの特権を得てしまうので、初心者はとりわけ注意して行動して欲しい。必要なコマンド以外は入力しない、が基本だ。

sudo apt-get update && apt-get dist-upgrade

以上で更新作業は完了。定期的に Kernel Remover を使って、古い Kernel を削除しておくと良いぞ。Kernel Remover は Aptosid チームの独自開発ツールである模様。未だマイナーな存在だが、やっぱりサソリは秀逸。確実に人気が出るね。

init S で dist-upgrade を行うとどうなるか?

Gentoo には SandBox があるので大雑把な管理も許される(だから僕は Gentoo が一番優しい!といつも言う)のだが、これを有さないシステムの場合は init 5 ないし init S といった Run Level で X Window System に関連したパッケージの更新を行うと Reboot 後に不具合が発生する確率は高い。Boot 不能も最悪あり得る。いくら Tutorial とは言え、さすがにこればかりは僕も試したくない。

apt-sync なんてのもあったらしい

これまた余談だが、更新に rsync を利用した apt-sync なんてのも一部で検討されたらしい。パッケージのバイナリ配布が基本のシステムでは通信量に大差ない気がするけど Repository 側の負担軽減が狙いみたい。

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