Heijastin

Mageia 4 KDE を試す

改善に期待。

2014年02月01日 Release 直後の Mageia 4 に対する率直な感想は「酷く遅い」だった。2011年のデビューから、瞬く間に人気 Distro の一角となった France 産の Mageia は、僕のお勧め Distro でもある。とにかく今後の Updates による改善に期待したい。

挙動が致命的なまでに遅い

Mageia 4 on VirtualBox
Official website: Home of the Mageia project

今回は VirtualBox にて試用。Mageia 4 には、予め DKMS が導入されており Installation 完了直後から全画面で使うことが出来たのだが、起動後の第一印象は「動かない」だった。僕は Installation 中において、初期導入 Packages に一切変更を加えなかった。ひたすらマウスを叩いて進めたわけだ。その結果 Background では各種 Services が錯綜し、仮想環境リソースを普段の倍である CPUx2 / Memory 2048MB まで補填しなくては、まともに動作しなかった。Windows XP 時代の日本のメーカー製ノートパソコンの起動時を想起させる「詰め込み」具合だ。openSUSE 13.1 KDE が VirtualBox 上においても「仮想環境を感じさせぬ程に快適」であったことを鑑みると Mageia 4 は明らかに調整不足。Updates による改善に期待したい。

KDE 環境と Softwares

Mageia 4 は安定版である KDE 4.11.2 を採用。KDE Telepathy など公開から間もない Softwares は未だ利用出来ない。Multimedia 関連には、雑多かつ重複する内容の Softwares が目に付く。

選択が厳しい日本語入力

Fcitx が Package 化されていないのが痛恨。従来通り iBus + Mozc は用意されているが、日本人にとって、現在の iBus は改悪とすら言えるので、出来れば他を当たりたいところだが SCIM こそあれど scim-anthy が存在しない。つまり Mageia では iBus 以外の選択肢はない。また KDE 環境では Kimpanel 用の Module が SCIM 版しか用意されていない。Kimpanel もまた、実質的に利用不可能だ。

Linux Mint 風の Welcome 画面

Mageia 4 Bienvenue
L'écran d'accueil

これには非常に良い印象を持った。ただ、この「看板」の需要については何とも言い難い。

openSUSE 13.1 との比較して

Mageia 4 と openSUSE 13.1 なら、僕は迷わず openSUSE 13.1 を選ぶ。Performance は段違いに良いし、利用可能な Packages も断然多い。ただ、どちらかと言うと openSUSE は、ある程度 Linux に馴れている Users 向け。Mageia は「そのまま使う」のであれば openSUSE よりも覚えることは少ない。Mageia は、版を重ねても、目立った改変を施さない安定志向だと思われる。Mageia で KDE 環境に馴染んだら、より高性能な openSUSE に移行してみる、というのも手かも知れない。

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