Heijastin

Recon3D Fatal1ty disorder

SPDIF 出力の安定は永遠にないだろう。

値下げにつき、念願の Sound Blaster Recon3D Fatal1ty Champion を入手。発売時期は2012年01月頃なので、十分に枯れている。I/O Drive は使用不可でも CA0132 は Kernel 3.8 以降が対応済み。音声出力に問題なし、と高を括っていたが…

Recon3D Fatal1ty は Alsa が未対応

参考:Matrix:Vendor-Creative Labs – AlsaProject

最初に Alsa を調べるべきだった、というのが今回の反省。発売から既に一年強も経ているが、未だ Alsa の対応はなく、いつ対応するのかも不明。Creative は一時期 Linux 用ドライバ に取り組む姿勢を見せてはいたものの、早々に諦めてしまった。 僕は Nvidia や ATI のようにメーカー側による Linux 対応を英断だと感じ、感謝している。

音声出力は Analog のみ可能

信じられないことに SPDIF 出力不能。THX も利用不可。現状では Recon3D Fatal1ty の機能は、ほとんど Omit される。唯一の救いは Analog out 可能であること。起動時に、段階を分けて2つも Script を要するが I/O Drive への出力自動切り替えも可能。ただし、各ボタン (THX, Headphones, Speakers) と音量調節つまみは機能しない。

Analog 出力方法:/etc/local.d に Script を配置

以下の Script を /etc/local.d に配置する。chmod +x を忘れずに。各デバイスは Kernel Built-in ではなく Module 化する必要がある。僕には詳細など理解出来るはずもないが Kernel ないし Alsa の都合上 snd_hda_intel の位置を固定する必要があるのだそうだ。Bug Report も散見されるので、近い将来には解決する問題ではあろう。

#!/bin/sh
rmmod snd_hda_intel
modprobe snd_hda_intel position_fix=1
参考:Creative Recon3D + Sound Blaster Z (CA0132) Linux Support II – Page 10
参考:local.d – Gentoo Wiki

I/O Drive の出力自動切り替え

alsamixer を起動し HP/Speaker Auto Detect を有効化する。Mute されているので該当項目を選択して M キーを押せば良い。これで I/O Drive に Pin Jack を挿すと、出力が自動で切り替わるようになる。

Alsamixer for Recon3D Fatal1ty
Alsamixer for Recon3D Fatal1ty

しかし、僕の環境では alsactl store を行なっても /var/lib/alsa/asound.state の内容が次回起動時に反映されない。alsasound を rc-update で boot, default に追加しても無駄。Pulseaudio 絡みだろうとは思うが…試行錯誤の結果 DE 開始後に alsasound を Restart すれば asound.state が反映されるということに気が付いた。不恰好だが .sh を KDE の Autostart に登録して対処することにした。

!#/bin/bash
sudo /etc/init.d/alsasound restart

Kmix の音量調節

頭の痛い問題。Kmix で音量調節しても Volume 0 or 100 の状態しか反映されない。稀に音量調節が可能になるのだが…条件は皆目不明。僕は外部アンプ経由の出力をしているので、そちらで音量調節が可能だが I/O Drive からの直接出力において Kmix が正常動作しない場合は、爆音 or 無音となってしまう。I/O Drive の音量調節つまみは動作しないので、もはや使い物にならない。

Kmix のカード自動切り替えについて

僕の Gentoo/KDE box には Realtek HD Audio (Onboard) と Recon3D Fatal1ty という2つの Audio Devices が存在しているわけだが、当然 Recon3D Fatal1ty を Default 設定している。しかし、ログイン直後に Kmix が勝手に出力先を Realtek に切り替えてしまう。情報不足に依るものか Realtek の方が高音質だと断定するのだ。とは言え、切り替えるのは Event Sound のみ。対した問題でもないように思えるが、これが前述の問題にも繋がっている気もする。ともかく、以下の Command で Kmix の状態を保存しておく。これで、勝手な切り替えは発生しなくなる。

$ kmixctrl -s
参考:Debian User Forums • View topic – Sound settings not saving [SOLVED]

挙動は不安定:ランダムで無音になることも

ランダムで音声出力が不可能になる。これも条件がまったく不明で、起動してみるまでわからない。頻繁に起きるわけではないのが救いだが、ストレスが溜まる状態ではある。

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