Heijastin

Unity like KDE Plasma workspace layout

KDE の Desktop は自分が馴れた形に作り変えられる。

要素すべてを Widget として扱う Plasma Workspace の自由度は極めて高く Menubar Widget によって Unity と同型配置までもが可能。Gnome Shell, Cinnamon, Mate などと悩むなら KDE を試してみてはいかがだろうか!

Unity 型の配置

KDE 4.9.5 Gentoo amd64
KDE 4.9.5 Gentoo amd64

僕は Unity 型の配置が気に入っており、省スペースな Macintosh 型メニューには合理性を感じている。操作性の向上を鑑みれば、競合からでもアイデアは盗むべき。これは OSS だけでなく Proprietary Softwares にも当てはまる。実際 OSX のデスクトップには Ubuntu 発の機能 がそのまま搭載されている。

メニュー表示用 Widget (kde-misc/plasma-widget-menubar)

Unity が採用している Macintosh 型のメニュー表示は Plasma Widget Menubar で再現可能。Gentoo amd64 では Mask されているが、僕は構わず常用している。極めて安定しており、不具合に遭遇したことは一度もない。ただし対応するのは Qt を利用したソフトウェアのみ。例えば gedit など GTK 系のメニューは従来型のまま。僕は GTK 系ソフトウェアをほとんど利用しないので(Radio Tray と Bombono くらい)気にならないが。規定ブラウザは Firefox だが、メニューが収納型であるため問題なし。

要注意:Plasma Widget Menubar 0.2.0 は KDE 4.9 以前で動作せず

KDE 4.9 では kde-misc/plasma-widget-menubar-0.1.18 を維持すべし。KDE 4.10 では Kwin の改良 によって各ソフトウェアのメニュー表示が Firefox のような形式に変更される。0.2.0 は、それに対応した改訂版だろう。確かに Ubuntu では KDE 4.10 リリース済み。あくまで Ubuntu ユーザーを対象した開発ということか。

Ubuntu Dash を模した Homerun (kde-misc/homerun)

Unity Dash を模倣した Plasma Widget Homerun の開発も進んでいる。Gentoo amd64 では Mask 状態だが kde-misc/homerun で emerge 可能。概ね問題ないが、僕の環境では Files 項の Breadcrumb でフォルダが重複表示されるバグがある。また、発展途上のため HUD を代替するような機能はない。Nepomuk と絡めれば実現可能であろうが、肝心の Nepomuk 自体が不完全なので致し方ないだろう。Application Launcher Menu, Krunner ともに使い勝手が微妙なので Ubuntu Dash 完コピに期待。

Ubuntu 公式テーマ

テーマまで変更すると Plasma Workspace が、かなり Unity に近づく。これもまた KDE 環境ならではの融通や遊びと言える。Ubuntu Family と Linux Mint の公式テーマは Launchpad から入手可能。パッケージは Version ごとに用意されている。ページ下部の Packages in Distributions 項から、最新安定版をダウンロードすれば良い。

Humanity icon theme
Humanity アイコンの完成度はすこぶる高く、なんと KDE 環境に完全対応。つまり ~/.icons に置いて ~/.kde4/share/icons に ln しておけば(逆もまた然り)KDE 環境でそのまま使えるのだ。Gnome, KDE 双方に対応するアイコンセットは、僕が知る限り Humanity だけ。やはり Ubuntu の開発に対する意識は他と一線を画している。
DMZ cursor theme
GTK 系の定番である DMZ マウスカーソルは各 Distro でパッケージ化されているはず。Gentoo では x11-themes/vanilla-dmz-xcursors及び vanilla-dmz-aa-xcursors という名称。わざわざ .deb を落としてくる必要もないだろうが、一応 Ubuntu ビルド版リンクを掲載。.deb は Ark で解凍可能。僕が Xfce を主環境としていた時期は、ずっとこのマウスカーソルだった。Eee PC で使っている Lubuntu もこのカーソルなので馴染みがある。

Ubuntu 非公式テーマ

Unity を模した Plasma workspace 用非公式テーマも見つかった。しかし、作者が Windows または Macintosh ユーザーのようで完成度に難あり。Linux/KDE ユーザーが作成している Ember などのテーマを選ぶ方が良いだろう。

Ambiance theme for KDE Plasma workspace
Pager で Display icons を有効化していても、マウスオーバー時しかアイコンが表示されない。さらに Folder View も文字に影を付けないと視認不能。たまたま Linux に触る機会があったので「なんとなく作ってみた」という程度か。テーマ作者は若年層に多いので、ありがちではある。
Ambiance theme for QtCurve
同じ作者によるコピー。QtCurve, Aurorae といった外観専用ツールが別途必要になる。

余談:Ubuntu 公式テーマ(GTK 用)

KDE 環境では利用不可能だが Xfce, LXDE などで利用可能。

Ubuntu official Ambiance and Radiance theme
僕は Eee PC 1015PD で利用している Lubuntu に追加してみた。
Human Theme
このセットに含まれている Dark 系テーマ "DarkRoom" は押さえておいて損はない。有志による Dark 系は、文字やアイコンの視認性に問題があったり、ウィンドウ内まで真っ黒だったり…と往々にして実用性を欠くが、これは Ubuntu 管理だけあって文句なし。定番テーマのひとつになりそうだ。
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