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iBus through Kimpanel on Gentoo

今さらながら知った!

Plasma Widget のひとつ Kimpanel (Input method panel) を介して iBus を起動すると Mozc が Qt native interface で使える。際立って便利ということはないが、それなりに利点はある。

iBus + Mozc + Kimpanel

Mozc (iBus)

Kimpanel は、僕の環境にも半年前くらいから存在していたが、使い方を調べずに放置していた。iBus の GTK interface に取り立てて不満がなかったのだ。強いて言えば、変換候補の表示とアイコンの大きさが気になったくらい。Qt native である Kimpanel には、この瑣末な問題が解消されるという利点がある。とりわけ、変換候補の縦表示における視認性が高まった。

Kimpanel と Mozc の GTK パネルは二者択一

ただし Kimpanel を利用すると Mozc tool, Mozc dictionary tool がパネルから呼び出せなくなる。ここが不便な部分。僕の場合、利用頻度の高い辞書用 .desktop は作成済みだが、新たに Mozc tool 用の .desktop を作ることになった。アイコン画像は /usr/share/ibus-mozc から選んだ。Exec は各々、以下のようになる。

/usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=config_dialog
/usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=dictionary_tool

必要なパッケージ

iBus のフラグを有効化して Addons を emerge すると漏れなく付いてくる。アジア圏のユーザーの多くは make.conf 内のフラグに ibus 追記しているだろうから、意識せずとも導入済みかと思う。なお mozc の "renderer" という Mozc 謹製の候補窓を利用するためのフラグ(初期状態で無効)は有効にしないこと。

kde-base/kdeplasma-addons USE="ibus"
app-i18n/mozc USE="-renderer" *unset by default

Kimpanel に iBus を指定する方法

参照:IBus – ArchWiki

以前から気になっていた Kimpanel の利用方法。ArchWiki の解説が Gentoo でそのまま使える。iBus を Kimpanel 経由で起動するわけだ。具体的には:

  1. Application Launcher Menu > System Settings > Startup and Shutdown > Autostart
  2. Add Program… をクリック、以下の内容をコピペ。
ibus-daemon --xim --panel=/usr/lib/kde4/libexec/kimpanel-ibus-panel

なお KDE 公式の Tutorials/Kimpanel – KDE UserBase Wiki もあるが "KDE" 公式ながら Ubuntu (Kubuntu) のみ対象かつ端折り気味(中国版の内容を英語訳しただけ)という大雑把なもの。

表示のカスタマイズ

Kimpanel

Kimpanel + Mozc だとアイコンが4つ並ぶ。しかし、各アイコンを個別にクリックしても Kimpanel をクリックした際の動作しかしない。つまり「ボタンの表面にアイコンが4つ描いてある」状態なのだ。本当に、4つのアイコンが「ただ表示されている」だけ。なんともトンデモ臭がするツールだ…とにかく意味のないアイコンに場所を占有されるのは馬鹿馬鹿しいので Icon Filter という項目から「上から2番目を残し」すべてチェック解除。これで日本語入力がオンの時は「あ」のアイコン、通常時は Kimpanel のアイコンが表示される状態になる。

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