Heijastin

Fedora 7 installed

連休を利用して Fedora 7 を 2nd Box に導入してみた。

Fedora を触るのは約1年ぶり。かなり完成度が上がった印象。万人向け Client OS とは言い難いが、2~3年自作 PC をいじっているような人なら楽しめる OS になった。ほんとに敷居が下がった、もう極端に下がった。導入も簡単かつ無償、ただし「ただより高いものはない」つまり困難があっても自己責任。DIY 派には推薦したい。

こんにちは Linux

すがやみつる「こんにちはマイコン」1982すがやみつる「こんにちはマイコン」1982

Fedora 7 で、まず驚いたのは Firefox に Flash plugin を入れる時に、以前のように手動でやらなくて良くなったこと!Windows 版と同様にボタンをポチッと押して終わり。Reboot の必要もなし。これは凄い。他の Platform user からすれば疑問符しか浮かばないだろうが Linux Desktop 的には格段の進歩なのだ。

さらに Anthy という素晴らしい Input method が登場した。ATOK のような日本語入力装置だが、こちらは無料。操作感も ATOK に引けをとらない。挙動は ATOK を踏襲している部分があり、もちろんカタカナなど Function Keys を使った変換も出来る。他の *nix 系の IM では、最低限の「開発知識」がないと出来ないことだったから、これだけで感動。とにかく ATOK 要らず。Windows IME とは比べ物にならない使い勝手だと感じる。

MP3 の再生問題

今回ちょっと困ったのが MP3 関連。すっかり忘れていたけど Fedora 公式配布版は許諾関係かなんかで MP3 関連 Packages を同梱していない。KDE 環境にせよ Gnome 環境にせよ MP3 をそのままでは聞けない。OGG に変換して聞け?そんな時間はない。そもそも Tag による管理とかどうすんだよ。

Multimedia 対応不足は Linux の致命的かつ永続的な課題。言いたかないけど Windows, OSX と比べれば、音楽再生すら満足に出来ない時点で「こんにちはマイコン」の世界。開発者の多くも Blu-ray を見たり Game をする時は Windows, OSX を使う、と割り切っているようだし… Desktop Linux user として Die-hard になる意味はない。

GStreamer 関連:Rhythmbox, xmms

MP3 を再生するには "gstreamer-plugins-ugly" を yum install する。これで Gnome 環境では問題なし。Gstreamer Plugins には Good, Bad and Ugly というIl buono, il brutto, il cattivo の Homage 名が付与されているが「米国映画ではない」ので、ちゃんと Italia 語にして欲しかった。それに、誰でも知っている作品はもう良い。知名度はあまり高くなくても名作である Il cinico, l’infame, il violento なんかにして「作品の知名度向上に貢献」して欲しかった。

Amarok

Fedora 7

Music Player では Amarok が一番完成度が高い。狼が格好良いし MP3 はなんとしても Amarok で聴きたい。でも、これが面倒だった。まぁ面倒ってことはないけどウザい。以下、俺が取った手順を記載。同じ問題にぶつかった人の参考になれば。

  1. Install DVD から導入した KDE Components をすべて削除。同時に scim-anthy が削除されてしまう。
  2. KDE Packageing Project から kde.repo をもらって /etc/yum.repos.d に置いとく。
  3. Gnome の「アプリケーションの追加と削除」という Package Manager で KDE を丸ごと入れるのが一番楽ちん。これで KDE Packageing Project 版、つまり「完全版」が導入出来る。ただし i18n は導入されない模様。俺は要らないので、むしろ削除する手間が省ける。
  4. 忘れずに scim-anthy を再導入する。
  5. Amarokで MP3 が聞けました。なぜか Kaffeine の Error も少し消えた。

しかし、ここでまた問題発生。

  1. 再起動後 Sound Card が認識されない問題発生!
  2. Kernel 更新際に、Kernel-header だけが Upgrade されてなかった。
  3. ムカッ!手動で Kernel-header を入れて問題解決。

なんてこった。Sound Card が認識されない原因を見つけるまで手こずった。要するに Package 管理者の「依存関係設定の手落ち」で Kernel-header が更新されなかった… Debugger でもないと、こんなのわからねぇ。俺もよく一人で解決できたもんだ。とにかく Linux End user になると Debugger を兼任することにもなる。いわゆる「ただより高いものはない」という奴だ。

Last.fm への情報送信

さて、音楽は聴けるとなると…最近はまっている Last.fm に情報送信したいわけじゃないですか。ちなみに Last.fm の日本語版は管理がやばい。本家を使わないとダメ。Linux 版のツールがリンク切れしてんだ。おまけに Widget もなんか本家より少ないし、ひどいもんだ。日本語版にあきれつつ、本家で落とすと Linux版 Last.fm のツールは Source 版。自分で Compile しなきゃいけない。これ面倒くさい。なんとかならね~かと情報を漁ると、やっぱり超お手軽な方法があった。

xmms-scrobbler を入れるだけ!これも yum install で瞬殺。その後は Amarok なりで Login 設定だけしてやれば良い。もちろん Ryhthmbox でも送信できるようになる。ただ Amarok だけは Status Bar に「送信しました。」って表示してくれるのでやっぱ一番親切。

動画の再生

やっと普通に音楽を楽しめるようになった…気を取り直して、残りの問題は動画再生。VideoLAN なら大概の Files は問題ない。しかし、他の Media Player 系の Software では何一つ再生してくれない。Codecs は揃えているだけに気になるなぁ。Kaffeine も昔は使えていたのになぁ…なぜ Version Upgrade されたら見れないのか?まぁ、これは宿題ということで。まずは久々の Linux を楽しんでみました!

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